どうもどうも。今年は「日本のシューゲイザー大豊作の年」と言っても良いんじゃないでしょうか。
先日紹介した「揺らぎ」や「Shelling」の新譜も最高でした…でもその中でも勢いが凄いなと感じているのが「17歳とベルリンの壁」です。
以前の記事で名盤である1st EPを紹介していましたが、先日2nd mini Albumの『Reflect』が発売になりました。
ということでまずはそのトレイラーをどうぞ。
1stは音の透明感やメロディーが際立った作品ですが、2ndはそこからさらに儚さや切なさが加えられ、絶妙にエモいシューゲイザーになっていました。
特に1曲目の「地上の花」がとにかく圧巻。久しぶりにシューゲを聴いて「そうそう!これだよ!俺が聴きたかったのはこれだぁ〜!」と絶叫してしまいました。(in my head)
エモいメロにエモいギター。ご飯3杯食えるどころじゃない。ご飯無しで生きていける。
「じゃあ投げますよ?」と言ってど真ん中に直球を投げられるバンドって、やっぱり勢い感じちゃいますね。分かっててもなかなか出来ることじゃないです。
個人的に今回の2ndが最高なのは、全編にわたって隙の無い作りになっているところだと思っています。
1曲目に名曲をもってくるアルバムって結構尻すぼみになっちゃうことがあるんですけど、今作は2曲目以降のクオリティも凄まじく、特に2曲目の『プリズム』なんて疾走感バリバリのシューゲ。これまた撃たれます。
3、4、5曲目は1stを思わせる透明感と浮遊感が美しく、ベルリンが「とりあえずフィードバックギター鳴らしておけばOK」みたいなバンドではないことがハッキリ分かります。見事なソングライティング!
そして今作は6曲目のラストトラック『ハッピーエンド』で幕を閉めるわけですが、これがまたPlastic Girl in Closetを思わせるような爽やかシューゲサウンドになっていて素晴らしい!すぐまた1曲目からループしたくなります。
『ハッピーエンド』はスタジオライブ映像も公開されています。ギターの音やばい。
ということでいつも以上に熱く語ってしまいましたが、17歳とベルリンの壁『Reflect』はシューゲ好き必聴の作品となっています!超おすすめです!
1stはPrime Musicでも配信になっているので要チェック!