黄金比?1D+2BAのおすすめハイブリッドイヤホン

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 去年あたりから一気に数を増やしつつあるハイブリッドイヤホン。定義的にはダイナミックドライバーとBAドライバーを最低1つ使用したイヤホンを指すようです。 (oBravoのイヤホンはハイブリッドって言うんですかね?)

 一般的に高域が苦手なダイナミックと低域が苦手なBAを組み合わせることで、相互の弱点を補い、より広いレンジの音を表現できるというのが魅力なようです。(最近はダイナミック型をメインにBAを補助的に使うタイプも増えてきました。)

 またハイブリッドイヤホンはドライバー構成も多様化しつつあり、DN-2002のようにDドラを2個積んだものや、BAを多量に積むものも出てきています。このあたりの自由度の高さもハイブリッドの魅力だと思いますが、個人的にハイブリッドのスタンダード(黄金比)といえば1D+2BAなのではないかと考えています。

 ということで、今回は1D+2BAのイヤホンを見ながら、その多種多様な魅力に触れていきましょう!

AKG K3003

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 ドライバー構成に関わらず、ハイブリッドといえば避けて通れない名機K3003。ハイブリッドはこれに始まりこれに終わる。と言っても過言ではないのかもしれません。

 ハイブリッドはともすれば「低音ドォーン!高音ジャーン!」というイヤホンになりがちなのですが、K3003はナチュラルで美しい音質ですね。価格的にはとても高価ですが、イヤホン好きであれば必ず聴いておきたい音です。

DUNU DN-2000

 高価なK3003と同じドライバ構成ながら、3万円を切る価格と高音質で注目を浴びたのがこのDN-2000ですね。最初は「コスパ!コスパ!」と騒がれましたが、今は純粋にこのサウンドが好きという方も多いような気がします。

 DUNUといえばハイブリッドというイメージを作った機種だけあって、丁寧なチューニングになっているのが印象的です。

SONY XBA-A3

 SONYも黄金比でハイブリッド作ってるんですよね。XBA-A3はEX1000と比較するとファンはちょっと少ない気がしますが、低音ファンから人気の高い機種のように思います。

 個人的には装着感があまり受け入れられないのですが、16mmのダイナミックドライバーは迫力充分ですね。ハイブリッドマニアなら聴いておくべき機種だと思います。

Fidue A83

 DUNUに続いてハイブリッドイヤホンで人気を博した中国メーカーといえばFidueではないでしょうか。A83は「低音ドォーン!高音ジャーン!」を極めたような音質で、ナチュラルやフラットと呼ばれる音とは遠いところにいます。

 ひとクセふたクセある音質ですが、これはこれで楽しいものがありますね。この音が好きという方も結構多く見かけるので、独特な魅力があるのだと思います。専用のバランスケーブルも発売になったので、より楽しめるようになりました。

Fidue MMCX 2.5mmプラグ バランス接続ケーブル
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DQSM D2

 先日レビューしたハイブリッドイヤホンDQSM D2も1D+2BAでした。こちらは迫力の低域と広い音場が特徴となっています。

 さらにK3003同様、3種類の音響フィルターで音質をカスタマイズできる点も見逃せないですね。特にインスト系の音楽と相性がピッタリです。ポストロックを聴くときはイヤホンの出番が多い気がします。

LZ-A3

 A83以降の中華ハイブリッドでスマッシュヒットだったのがこのLZ-A3。その人気ぶりから日本での正規取扱も開始されました。A83と比較するとナチュラルな音で広い音場が特徴となっています。

 価格もA83の半額程度となっているのも魅力的ですね。今回紹介したイヤホンの中では最も安価な機種となっているので、ハイブリッドを試してみたい方はこれから始めてみるのも良いかもしれません。 

 ということで1D+2BAのおすすめハイブリッドイヤホンでした。

 K3003は置いておくとして、ナチュラル志向ならDN-2000かLZ-A3、ドン&ジャーンならA83、低域ファンならXBA-A3かDQSM D2を選んでみてはいかがでしょうか。

 1D+2BAのイヤホンは今年もまだまだ発売が予定されています。ONKYO E900MやOriolus Forsteni、 iBasso IT03などがありますね。この3機種はどれも良い音だったので発売が楽しみです!

 まだまだ色々な可能性があるハイブリッドイヤホン。これからどんな機種が出てくるのか、期待しましょう!