【レビュー】audio-technica ATH-BT08NCの音質は?

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ども。すぎやまです。
今回はオーテクさんのネックバンド型のノイズキャンセリング&Bluetoothイヤホン「ATH-BT08NC」を試聴して参りました。
ということで、さっそくレビューしたいと思います!
  

オーディオテクニカ「ATH-BT08NC」レビュー

質感と装着感

本体のネックバンドは軽いが強度の高そうな作りとなっている。イヤホンのハウジング形状はやや独特な形だが、特に収まりが悪いとは感じなかった。装着してみるとネックバンドも違和感なくとても軽いので、電車などでの長時間使用でも問題なさそう。装着感はこの手の商品のキモなので、まずはもっとも重要な部分はクリアしてると言える。

操作感とノイズキャンセリング性能

Bluetoothとの接続は電源ボタン6秒以上の長押しで行う。接続モードになるとランプが赤と青に交互点滅して教えてくれる。iPhoneと接続をしたが特に問題なく接続ができ、一度電源を落とした後の再接続も問題なかった。しかし、一度電源を落とすと、本体側の音量設定はリセットされるようなので、つどつど音量を上げる必要があった。(スタートの音量はかなり小さい)
 
ノイズキャンセリング(以下、NC)はスライドスイッチでオン・オフを切り替えるようになっている。今回は家電量販店で試したのでNCの性能を知るには丁度いい環境だったと思う。肝心のNC性能は、期待したほど高くなかった。やはりNCではBoseのQC20の王座は揺るがない。
 
QC20のNCが「うわ!静かになった!」だとすると、「ATH-BT08NC」のNCは「静かになったかな」といった感じか。NCをオンにするとガヤガヤとした音は静かになり、店内のアナウンスの音声だけが聴こえるようになった。音量を小さくして音楽を流しても、外の音に音楽が邪魔されるいうことはなかった。
 
良かったのは、NC特有の耳鳴りのような感覚が少なかったことだ。その分、NCの効果も弱いと言えるのかもしれないが、個人的にあの感覚はあまり好きではないので、使用感としては好ましかった。
 

音質

音質はさすがオーテクといったフラットさでまとまっている。残念ながら低音ははっきりとカットされてしまっているが、高音を中心にまとまった音になっていた。DENONのAH-GC20はNCのオンとオフで大きく音質が変わってしまっていたが、本機はそのような変化がわずかであった。
 
そもそもNCと無線(バッテリー)というだけで1〜1.5万円くらいの付加価値があるものなので、本機のイヤホンだけの価格でいえば5,000〜1万円といったところだろうか。そのように考えると、本機のイヤホンは5,000円なら「こんなもんかな」といった音質で、1万円だと言われたら腹が立つといった具合である。

具体的に言えば、低音は仕方ないにしろ、高音の響きや伸びに艶がない。乾いた音になってしまっているのが残念だった。
とはいえ、試聴前に期待していた音質よりは上回っていたのでそんなに悪いものでもない。

総評

ネックバンドというのはどうだろう?と思っていたが、装着してみると意外と邪魔にならず悪くなかった。ワイヤレスの利便性も損なうものではないと思う。胸ポケットやシャツにクリップで止めなくても良いことを考えると、もしかすると一般的なワイヤレスユニットよりもスマートと言えるかもしれない。(持ち運びは少々不便だが)

NC&ワイヤレスモデルは集中したいときや、移動中にゆっくりしたい時に使うものだと思うので、装着感はかなり重要であろう。そのように考えると本機の装着感には魅力があると言える。ただ本機のイヤホン自体に求めて良い価格はせいぜい5,000円程度のレベルなので、普段使用しているものがそれ以上であれば不満が出るのは間違いないだろう。(この商品のターゲットはイヤホンに詳しくない出張が多いサラリーマンといったところだろうか)
「面白みはあまりないが大きな不満もなく、そつなくまとまっている。」という、真面目なオーテクらしい商品でした。