イヤホン

Campfire Audio「Vega」に採用!液体金属&非結晶ダイヤモンドドライバーとは

vega2

 Orion、Jupiter、Novaが突然の終了をみせたことで話題のCampfire Audioが、新モデル3機種をリリースしました。

 今回発表になったのは「Vega」「Dorado」「LYRA Ⅱ」という3つのイヤホン。どれもハウジングにLiquid Alloy Metal=液体合金の金属が使われているのが特徴となっています。

 Campfire Audioが考える液体合金ハウジングのメリットは以下の通り。

  • チタンよりも優れた機械的強度
  • 傷やへこみに対する非凡な耐性
  • ユニークで見栄えの良い外観
  • 優れた耐腐食性、耐薬品性
  • 非毒性&アレルゲンフリー
  • 優れた制動と振動特性

 液体合金=リキッドメタルといえば、めっちゃくちゃ柔軟かつ硬いことでお馴染みの金属ですね。これがハウジングに使われているということは、傷やへこみには相当強いと思われます。液体合金をハウジングに使ったイヤホンはこれが初だそうなので、音響的にどうかは聴いてみないと分からないですね。

 3機種のうち「LYRA Ⅱ」は、LYRAに続き「ベリリウムPVDダイナミックドライバー」を採用しています。「Dorado」はLYRA Ⅱにさらに2つのBAドライバーを追加したハイブリッドモデル。

LYRA Ⅱ

LYRA Ⅱ


 Doradoは伝統的な「チューブとダンパー」によるチューニングシステムを捨て、3Dプリンターによるチャンバーを採用することで、圧縮することなく音響チューニングを可能にしているようです。(この技術はTAEC(Tuned Acoustic Expansion Chamber)と呼ぶらしい。)

Dorado

Dorado


 そうなると「Vega」はダイナミック+4BAかな?なんて思っていたら、全然違いました。

 なんとVegaは世界初の8.5mm non-crystalline Diamond Dynamic Driver=非結晶ダイヤモンド ダイナミックドライバー搭載となっています。つまりシングルのダイナミック型イヤホン。なるほど、だからLYRA(こと座)のα星の名前を持っているんですね。

 液体合金の次は非結晶ダイヤモンドダイナミックドライバーですか。もう何がなんだか分かりません。ということで、ちょっと調べてみました。

 VegaのドライバーについてCampfire Audioは以下のように解説しています。

「Vegaの8.5mmドライバーは厚さ9ミクロン、当社の革新的なADLC 非結晶ダイヤモンドカーボン材料でコーティングされています。」

 なるほど、わからん。でも何らかのコーティング技術が使われていることは分かりました。となると「革新的なADLC」って何?という疑問がわいてきます。たぶん、非結晶ダイヤモンドカーボン材料のことなんだろうけど…。そこでググってみると「ダイヤモンド ライク カーボン」というワードにたどり着きました。

「ダイヤモンド ライク カーボン」とは

ダイヤモンドライクカーボン(diamond‐like carbon)は、主として炭化水素、あるいは、炭素の同素体から成る非晶質(アモルファス)の硬質膜である。 硬質炭素膜とほぼ同義。 DLCと略す。(Wikipediaより)

 なるほどね〜。わからん。わからんけど、ちょっと分かりました。「革新的なADLC」とは「アモルファス ダイヤモンド ライク カーボン」の略称のようですね。オートダウンロードコンテンツでは無かったか。

 ということで話をまとめると、Vegaの非結晶ダイヤモンド ダイナミックドライバーとは「硬質炭素膜でコーティングされた9ミクロンの極薄ドライバー」のようです。

DLCコーティング自体は台所から宇宙まで様々な分野で注目・活用されている技術みたいですが、これ以上の説明は文系の私には限界…。興味のある方はググって調べてみてください。

 それにしてもCampfire Audioは実に挑戦的な技術を詰め込んできましたね。液体合金にADLCですか…。イヤホンへの応用は世界初となる技術が2つも詰め込まれたVega。果たしてどんな音がするのか、今からとても楽しみです!

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