December これぞ美しきポストロックバンドの深淵

December

今日は久しぶりに池袋のタワーレコードへ行ってきました。
いつもなら2〜3枚は買うんですが、今日は目ぼしいCDがなくガックリ。
最近の「サビでドゥーン!ドゥーン!ってやっとけばOK」みたいな音楽って好きじゃないんですよね。流行についていけないということは、歳を取ったのは私の方ということなんでしょう。畜生。

そんな具合にタワレコ内で1人落胆ムードの私。でもありました!最高に素晴らしい1枚が。オーマイガー!
今日買ったのはコレ!Decemberの1stフルアルバム『Alpha and Omega』です。
さっそく中から1曲聴いてほしい。

紛うことなきThis is ポストロック。
歌が始まる必要なんて1ミリも無い静寂と轟音のロッケンロールなのです。

このDecemberというバンド、1stアルバムにしては曲の完成度が凄まじいと思っていたら、あのOVUMやLOOP POOLのメンバーが参加しているんですね。通りでビシビシ来るわけだ。

 ただOVUMやLOOP POOLの音と比較すると、Decemberはもっと夜を深くしたような印象でMONOなんかに近いものを感じます。爽やかさ少なく、夜の闇を疾走していくイメージ。曲によってはストリングスも加わっていて、美しさがより際立っています。

 冒頭では最近のEDMかぶれの音楽を批判しましたが、考えてみればこの手のポストロック手法も使い古されていると言えるかもしれません。それでもなんでしょう…この琴線に触れる感じというか、自分の原風景を観るような感覚をこういう音楽には感じてしまいます。

 こういう音楽きいても「ヘッ、つまんね」って人もきっとたくさんいるんだろうなぁ。そう思うと音楽の好みっていうのはホントにパーソナルなものというか、人生哲学みたいなものを多分に含んでいるんでしょうね。

  Decemberの音楽を聴いて「分かるわぁ」っていう人とはきっと友達になれる気がします。っていうか、なりましょう。なってくださいお願いします。
 Alpha and Omegaはとても聴きやすく、ポストロックの入門に最適な1枚。ぜひ手にとって、ポストロックの深い闇をのぞいてみてほしいです。そこには何が見えるでしょうか?

Alpha and Omega
Alpha and Omega
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December
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