アンプレビュー

【レビュー】AudioQuest DragonFly REDの使い勝手と音質は?

audioquest DragonFly red

 今年は暖冬だなと思っていたら最近寒いですね。今週末は東京でも雪の予報だとか…。皆さま風邪にはお気をつけ下さい。

 私がしている風邪予防対策は「エアコンの暖房を20度に設定して外出時以外は寝る時も付けっぱなし、さらに加湿機能付き空気清浄機を併用する」というものです。こうすることで室温は暑くなり過ぎず一定で、湿度もキープされるので自立神経が乱れずらくなります。

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 さて今回はAudioQuestのUSB DAC/AMPであるDragonFly REDをレビューします。発売からその音質の良さは高い評価を得ていて、オーディオサイトでも話題になっている製品ですね。

 私も去年の夏のポタ研で聴いて以来ずっと気になっていた製品で、先日ようやく入手することができました。さっそく使い勝手などをレビューしていきたいと思います!

AudioQuest DragonFly RED レビュー

AudioQuest DragonFly RED

外箱

AudioQuest DragonFly RED

内容物は本体と布製ケース

 DragonFly REDはとてもシンプルな製品です。PCやMacのUSBポートにさせば、すぐに高音質なサウンドを楽しむことができます。それだけでなく、iOSデバイスやAndroidとも接続することもできます。(要OTGケーブル。)

 DACチップにはESS9016が使われており、24bit/96kHzまでのファイルが再生可能です。(それ以上の規格のファイルはダウンコンバートされます。)

 性能としては32bitファイルなどに対応することも可能なんだそうですが、あえて24bit/96kHzまでに特化することで音質に向上させることができ、さらにはドライバーソフト無しですぐ使うことが可能になっています。

 DragonFly REDの本体には特徴的なトンボのマークがありますが、これは再生しているファイルの種類によって光る色が変化するようになっています。

AudioQuest DragonFly RED

44.1kHz音源再生時
緑色に光ります

AudioQuest DragonFly RED

48kHz再生時は紫色

AudioQuest DragonFly RED

88.2kHzはオレンジ

AudioQuest DragonFly RED

96kHzピンク

 色で再生しているファイルが分かるというのには、何だかmojoっぽさを感じました。海外の人は色で分けるの好きなんですかね。

使い勝手をチェック

 まずはトップ画像のようにiPhoneと接続して聴いてみました。DragonFly REDにはボリュームはありませんので、音量は全てiPhone側で調整します。

 高感度イヤホンで聴いてもホワイトノイズは聞こえません。カスタム系の人も安心して使えると思います。反面、この組み合わせではボリュームがあまりとれず、HE-400iなど能率低めのヘッドホンでは音量MAXでも物足りません。iPhoneとの組み合わせはイヤホンやポータブルヘッドホンで使うのが良さそうですね。

 続いてMacに繋いでみると少しパワーがアップし、HE-400iもボリューム8割くらいで大きな音が出せるようになりました。DragonFly REDは繋ぐ機器によって、ボリュームの具合が大きく変化するようです。

 意外なことに1番大きな出力を得られたのはDP-X1との接続でした。これだとHE-400iでもウルサイくらいの音量まで上げることがきます。これはもちろんDP-X1単体で使った場合よりも大きな音量を得られるということなので、DP-X1の出力に不満があった方には面白い使い方かもしれません。

音質とノイズフィルター

 DragonFly REDの音質ですがアンプとしての味付けはそれほど無く、全体的にクリーン&ナチュラルに鳴らしてくれます。特にミッドレンジはとても滑らかで暖かみがあり、とても音楽的だと感じました。ハイの表現も繊細で美しい鳴り方です。

 低域の主張はそれほど強くなく、とてもバランスの整ったサウンドだと思います。ボーカルはやや遠くになる印象がありますが、そのぶん音の空間は広く感じられます。個人的にはDP-X1に似ているという印象ですね。

 奇をてらった特徴や面白みのあるサウンドではないですが、2万円ほどの機器がDP-X1に近い音を聴かせてくれるのですから、充分に素晴らしいものだと思いました。

 ここで、以前レビューで紹介したiFi AudioのiSilencer3.0というUSBノイズフィルターを使ってみます。トップ画像のようにOTGケーブルとDragonFly REDの間に入れて試聴を行いました。

 ノイズフィルターをいれると音質にははっきりとした変化が出ました。ノーマルと比較して明らかに音が近く、パワフルな感じがします。ボーカルも明瞭さを増して、ポップスやロックとの相性が良くなりました。(空間の広さは犠牲になりますが)

 私の聴く音楽の傾向的には、ノイズフィルターをいれた方が好みですね。音圧がちょっと上がったようなそんなイメージです。これだけ変化があると、自然とバスパワーをAC電源化するiDefender3.0にも興味がわいてきてしまいました…。どうしようかな…。

DragonFly RED

総評

 DragonFly REDは手軽に高音質を楽しめる良いDAC/AMPだと思います。音質のレベルもとても高いですね。ただiPhoneとの接続ではそこまで大きな出力を得られないので、そこを期待する人には注意が必要です。

 逆にiPhoneでのゲームや動画などをもっと高音質で楽しみたい方には、とても良い製品だと思います。ホワイトノイズがほぼ無いのも◎。

 個人的にはDP-X1で大きな出力を得られたのが、うれしい誤算でした。DP-X1でヘッドホンを駆動するのにパワーが足りない時には積極的に使っていこうと思います。

 最近はShanling M1のようにデジタル出力を搭載した小型DAPも増えてきました。DragonFly REDはそういうDAPとの相性も良さそうですね。スマホ、PC、DAPどれにでも繋がるので、オーディオの楽しさをより拡張してくれるアイテムだと思います。

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