レビュー

【レビュー】FiiO X5 3rd ミドルクラスの新本命はこれ!

FiiO X5 3rd

 最近は5月に夏日になるもの珍しくないですよね。小さい頃は5月ってこんなに暑いことあったかなぁ?と不思議に思います。

 暑いなぁと思っているうちに梅雨になっちゃうんですから憂鬱ですよね。6月は祝日が無い上、嫁さんの誕生日という出費確定イベントまであるので、倍率ドン!1年で1番厳しい月です…。

 ということで、今回はそんな憂鬱な気持ちを吹き飛ばすFiiO X5 3rdレビューをお届けします!以前、開封編を記事にしていますので、まだご覧になっていない方はそちらから御覧ください!

【開封】FiiO X5 3rdが到着!使い勝手をチェック!

 今回はUIや音質中心に見ていきたいと思います!

FiiO X5 3rd レビュー

まずは標準音楽アプリの使い勝手から

FiiO X5 3rd

こちらが標準音楽アプリ
赤がプレイリスト
黄色がエクスプローラー
緑がDLNA

上が標準アプリの起動画面。最後に再生した曲や、よく聴く曲をすぐに呼び出せるのはとても便利です。

FiiO X5 3rd

こちらが設定メニュー
曲スキャン、ゲイン、ギャップレス設定など

FiiO X5 3rd

メニューの続き
アートワーク関連が多いですね
画面ロック時にジャケ写を出したり
歌詞を表示させたりできます

FiiO X5 3rd

メニュー最後
ViPER Effectという有料Effectや
ジャケ写や歌詞の自動検索の設定が可能

FiiO X5 3rd

これが音楽再生画面
ジャケ写の表示はとても綺麗
プレイリスト追加も簡単にできます

FiiO X5 3rd

便利なのが画面上から下にフリックすると出現するメニュー
ゲインやフィルター、モードなどを変更可能

FiiO X5 3rd

変更できるフィルターは5種類
これはAK4490の恩恵ですね

 私は以前FiiO X7をレビューで使っていましたので、FiiOの音楽アプリの使い勝手は知っていました。それでもX5 3rdで使ってみると、画面が大きく綺麗なのでとても使いやすくなった印象です。

 X5 3rdはX7同様、AndroidモードとPure Musicモード(音楽専用モード)を切り替えられるのですが、ファームウェアの更新で再起動無しに切り替えができるようになりました。

 アプリは使わないし多機能だと煩わしい方はPure Musicモードが良いと思いますし、私のようにApple Musicを多用する人はAndroidモード一択ですね。今回もAndroidモードで使用していました。

 特にマニュアルなど見ずに使っていましたが、DP-X1でAndroid系のDAPに慣れている私は特に迷うことなく使うことができました。操作面もiPhone SEと比較すると少々ひっかかる部分を感じるものの、Apple Musicの挙動・レスポンスなどはDP-X1よりも快適になっています。

 ただ普段使っているスマホがiPhoneで、Androidの操作に慣れていないという方は、慣れるまでに少し時間がかかるかもしれません。そういう方は純粋にDAPとしてだけ使うならば、Pure Musicモードにしておくと良さそうです。

 操作面でミスが多かったのは、電源ボタンと再生停止ボタンの押し間違えですね。X5 3rdの再生停止ボタンの見た目が、iPhoneの電源ボタンに似ているため、ついそっちを電源ボタンだと思って押してしまいました。このあたりは慣れれば問題ないと思います。

 それから個人的に気になっていたバッテリー持続時間について。X5 3rdはDP-X1の倍近いバッテリーを搭載しているので、体感でのバッテリー持続時間も1.5倍〜2倍程度に感じました。DP-X1ならバッテリーが切れているであろうタイミングでもまだ30%〜40%残っているイメージです。

 私は専用の充電器を持っていないので試せませんでしたが、Qualcommの急速充電に対応しているというのも良いですね。90分で0からフル充電できるとのことで、充電を忘れていた時にも重宝しそうです。X5 3rdを買うなら、セットで充電器も購入したいと思いました。

クリアかつ高解像なサウンド

 さて、ここからは音質の話。X5 3rdを聴いてみての感想は、良い意味でFiiOっぽくない、クリアでスピード感のある音という印象です。

 これまでFiiOのDAPはX3 2ndとX7を使ってきましたが、どちらも高解像というよりはウォームでリスニングライクな鳴り方というイメージだったので、今回のX5 3rdの音作りには少し驚きました。

 これも時代に合わせたチューニングなのか、あるいはDACチップにAK4490を採用した結果なのか。個人的にはFiiOのイメージを一新するサウンド傾向になっているように感じました。これまでのFiiOにあったアナログっぽさは影を潜め、デジタルなサウンドになっています。

 ただ決して無機質なモニターサウンドになったわけではなく、解像感は高いながらも全体は滑らかでミッドからローにかけては力強さがあります。少々大きめのポータブルヘッドホンでも楽々鳴らせるパワーを持っていますね。

 主な試聴機材としてはFX1100をバランス接続で使っていましたが、無音時のホワイトノイズも極わずかで、DP-X1のノーマルゲインよりも少ない印象。DP-X1はApple Musicを使うと結構ノイズが乗りますが、X5 3rdはハイゲインでも気になるレベルでのノイズはありませんでした。

 FX1100だとボリューム50〜60前後(ハイゲイン)で充分な音量を得られます。MAXが120なので、HD25などのヘッドホンも余裕を持って鳴らしてくれました。ヘッドホンの鳴らし方が上手なところには、相変わらずのFiiOらしさを感じます。この辺はイヤホンが得意なAKとは違うポイントですね。

 全体的にはデジタル寄りのサウンド傾向で音場感や艶っぽさよりは解像感重視の音ですが、特に変な味付けのない聴きやすい音をしていると思います。従来のFiiOファンの方が、この音をどう評価するのかはちょっと気になるところですね。私としては、今っぽい音でロックとの相性も良いので気に入りました。

FiiO X5 3rd

総評

 FiiO X5 3rdは使いやすいサイズ感と優れたバッテリー性能を持ち合わせた高性能DAPでした。まさにこのサイズでこの機能のDAPを待ち望んでいた私としては、ついに本命が登場してくれたという思いです。デザインもなかなか格好良いですし。

 褒めてばかりもアレなので難点を挙げるとすれば、まだファームウェアやアプリの安定性に改善の余地があるところでしょうか。使っていてアプリがフリーズしたり落ちたりすることが何回かありました。この点はDP-X1の方が上ですね。

 それからこれはある程度仕方の無いところなのですが、日本語の曲名やアーティスト名の文字化けが結構あります。フォルダから選択すれば問題ないと言えば問題ないのですが…。フォルダ管理していない方は気をつけた方が良いかもしれません。

 そういった細かい点に目をつむれば、X5 3rdは非常に優れたミドルクラスDAPだと思います。独立したアナログラインアウトや同軸出力、さらにはUSBオーディオ出力にも対応予定とのことで、これ1台で何でも来いといった雰囲気です。

 Android系のDAPは「価格・性能・サイズ」の三拍子がそろっているものが無いと感じていたので、満を持して登場したのがこのFiiO X5 3rdと言って良いと思います。特にこのサイズ感は素晴らしい…。SIMが刺さるなら、電話として使いたいくらいです。

 手持ちの音源だけでなく、動画や音楽配信サービスも高音質に楽しみたい方にはまさにオススメの1台!エントリーからミドルクラスの高性能DAPを狙っている方も、要チェックのモデルですよ!うーん、欲しい!

関連記事

  1. X3 2nd&TU-HP02 【レビュー】FiiO X3 2nd&TU-HP02は至極の組み合…
  2. TU-HP03 【レビュー】エレキット TU-HP03 ポタアンの楽しさ凝縮!
  3. IMG_4862rgrht 【レビュー】DUNU DK-3001 ハイエンドサウンドを手の届…
  4. Logitec LDV-PMH8U2R DP-X1ユーザー必見!PC無しでリッピングできるCDドライブ「…
  5. PS500e 【Grado PS500eで聴こう!】第2回「JPOP編」
  6. 51GyOzh7mCL 【レビュー】Bowers & Wilkins P5 S…
  7. Nintendo Switch Nintendo Switch イヤホン音質をアップするおすすめ…
  8. Andromeda-Cover-1024x620 【レビュー】Campfire Audio ANDROMEDA 今…

DAP&アンプレビュー

HIFIMAN MegaMini 【レビュー】HIFIMAN MegaMini 歌モノ好きのための1台 Cayin i5 【レビュー】Cayin i5 超パワフルなサウンドに驚き 20151231145818 【レビュー】ONKYO DP-X1 期待の国産DAPを試す aune M1s 【レビュー】aune M1s 無駄を削ぎ落としたピュアな音楽プレイヤー Nintendo Switch Nintendo Switch イヤホン音質をアップするおすすめアンプ IMG_0684 PlayStation Vitaをヘッドホンアンプで高音質化してみた Aune B1 LTD 【レビュー】Aune B1 LTD 艷やかで滑らかなハイグレードアンプ Cayin N3 【レビュー】Cayin N3 エントリーDAPの大本命! FiiO X5 3rd 【レビュー】FiiO X5 3rd ミドルクラスの新本命はこれ! nano iDSD Black Label 【開封レビュー】iFI-Audio nano iDSD Black Labelを買いました

イヤホンレビュー

311+7oVtHXL 【レビュー】audio-technica ATH-BT08NCの音質は? TFZ SERIES 1S 【開封】TFZ SERIES 1S「My Love ver」が到着しました 20160116182047.jpg 【レビュー】カスタムIEMフラグシップおすすめ3機種 chord and major 【レビュー】Chord&Major 4製品を一挙に聴き比べ! acoustune HS1005 【レビュー】acoustune HS1005はDP-X1にピッタリの1台 Acoustune HS1004 【レビュー】acoustune HS1004 新たな名機の誕生 OSTRY KC08T 【レビュー】OSTRY KC08T オープンエアー型の秀作 20151122172659 【レビュー】acoustune Resonate HS1003 この音でダイナミック!? Pai audio 【レビュー】Pai audio PAI-FLAT PAI-DR1 PAI-MR3 一挙紹介 QE80 【レビュー】UPQのイヤホンQE80とQE50の音質は?

レビューの裏側を語るメルマガ配信中!

サイトには掲載できない話をメルマガで書いてます。
メルマガ読者限定の情報やイベントも企画中!!
「HEAD Bank 編集裏話」にぜひ登録してください!

おすすめポータブルアンプ





おすすめ音楽プレーヤー









おすすめ高級イヤホン

















最新記事

  1. TU-HP03
  2. IMG_6083
  3. Award2017
  4. nano iDSD Black Label
PAGE TOP