【レビュー】TEAC HA-P90SD ありそうでなかった1台

HA-P90SD

 日々、理想の音を追い求めDAPやアンプを吟味している読者諸兄、こんばんは。私もDAPとアンプを重ねて使っていると「DAPなんていらないから、アンプから直接音楽再生できればいいのに」なんて思うことがしばしばあります。

 今日レビューするのはそんな夢を叶える製品 TEAC HA-P90SDです。HA-P90SDは「見た目はアンプ、頭脳はDAP」という小学生名探偵もビックリの商品。アンプみたいなDAPと言うべきか、DAP機能がついたアンプと言うべきか。

 公式HPを見ると先にアンプの文字がきているので、アンプとしてのウェイトが大きい商品なのでしょうね。形は同社のHA-P50というポタアンにそっくりです。

TEAC ポータブルヘッドホンアンプ DAC搭載 ハイレゾ音源対応 ブラック HA-P50-B
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ということでさっそくレビューしてみます!

TEAC HA-P90SD レビュー

外観をチェック!

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 見た目やサイズは完全にポタアンですが、SDカードを挿せばDSD 5.6MHzやPCM 192kHz/24bitも再生できてしまうという便利なアンプ。DAPとして考えると画面はやや小さいですが、画面下に再生と停止、曲送りなどのボタンがついており、しっかりDAPとして使えるようになっています。

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 曲やメニュー選択は右横にあるダイアルで操作します。ホールドスイッチもあるので誤作動対策も安心。micro SDスロットにはスライドカバーまでついています。

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 上部にはスイッチボリューム、ゲイン切替、フォンアウト、光・同軸・アナログ入力を装備。アナログとデジタルはスイッチで切り替えるようになっています。

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 下部には5V充電、PC用のmicro USB、iOSデバイス用のUSBポートがあります。PC接続の使用中は充電されないので注意が必要です。

パワフルな中低域が魅力のサウンド

 肝心の音の方ですが、ミッドからローにかけてエネルギッシュな印象を受けました。まさに「ポタアンに繋いでるな」という感じのパワーのあるサウンドですね。メリハリある音なので、ロックやポップスなど邦楽系の音楽と相性が良いと思います。

 イヤホンならローゲインでボリュームを12時まで回せば、かなりウルサイくらいの音量になります。600Ωのインピーダンスまで対応してるだけあって、ヘッドホンも十分鳴らす力を持っていますね。

アンプにもプレイヤーにもなることのメリット

 アンプについてるプレイヤー機能なんて使わないんじゃないの?と思う方もいるかもしれません。ところがどっこい、これがなかなか使える機能でした。電車などの移動中はスマホとアンプを重ねて使うのは煩わしいので、プレイヤー機能はかなり便利です。

 逆に作業中はPCやスマホと組み合わせて使っていましたね。そうすることで曲選択がスマートにできますし、SDカード内に無い楽曲も楽しめて良かったです。

総評

 HA-P90SDはありそうでなかなか無かった便利なアンプ。入力系統が豊富なので、現状この機種に繋げられないプレイヤーはありません。それだけでも十分に便利なのですが、ハイレゾも再生できるDAP機能は、プレイヤーの電池が切れてしまった時や手軽にヘッドホンを駆動したい時にかなり役立つと思いました。

 画面サイズの限界から、単独のDAPとして使おうとすると色々不満が出るかもしれませんが、自分なりの使い方を発見できればとても楽しい機種だと思います。これだけ多機能でお値段が約3.6万円なら、十分おすすめです!ぜひ試してみてください!

TEAC ポータブルアンププレーヤー ハイレゾ音源対応 レッド HA-P90SD-R
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