取材レポート

【レポート】秋のヘッドフォン祭2017に行ってきました

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 ども。今回も例によって秋のヘッドフォン祭 2017に行ってきたので、聴いてきたものの中からオススメ品をザザッとお届けしたいと思います。(アップ遅くなってすみません…)

 分量が多いので、前置きは飛ばしてさっそくいきましょう!

OPUS#1S

OPUS#1S
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 こちらは以前レビューしたこともあるOPUS#1の後継モデルの#1S。DACチップが最新型になり、より高出力になったモデルとのこと。

 聴いてみると確かに音質は大きくグレードアップしてました。#1より全体的に解像感が高くなりつつも、ドライになり過ぎないチューニングです。「デジタルとアナログフィールの調和」という謳い文句にも納得でした。

 価格も#1の販売開始時とそれほど変わらない予定とのことなので、期待できるDAPだと思います。DAP関係では価格と音質のバランスでこれが1番良かったかなぁ。

Acoustune 新作イヤホン

acoustune
acoustune

 いつも素晴らしいダイナミックイヤホンを作っているAcoustuneさんには、年末発売予定の新製品が出ていました。(正確な型番聞き忘れちゃったけどHS1503だったかな?)

 ケーブル違いで2種類聴かせて頂いたんですが、銀ケーブル(画像2枚目)の方が抜群に良かった…。HS1551と比較すると低音が控えめで、全体のバランスがグッと良くなってます。中高域重視のフラット志向イヤホンですね。

 相変わらずダイナミック1発ということが信じられないほど高精細でクリアな音を鳴らしてくれます。これは本当に凄い出来栄えだったので、発売されたらぜひチェックしてほしい!銀ケーブルの方も発売してほしいなぁ。

エレキット TU-HP03

TU-HP03
TU-HP03
TU-HP03

 ついにきた!待ちに待ったエレキットさんの新作ポタアンTU-HP03が展示されていました。新作はHP01をさらに進化させ、LRにそれぞれ1つずつデュアルのオペアンプを採用。これによって01と比較してかなりの高出力になったそうです。

 聴いてみるとこれがまた実に良い音をしています。01と比較してもノイズ感がかなり減ったのでイヤホンでの使用も問題ないですね。オペアンプも交換できるとのことで、いろいろと試してみたくなりました!見た目もカッチョいい!もろもろ未定のようですが音は決まったとのことなので、発売はそう遠くないかな?楽しみ!

qdc neptune

qdc neptune

 最近Twitter見てなかったので知らなかったんですけど、一部マニアの間で発売から話題なっていたイヤホン qdcの新作1BA、neptune(ネプチューン)です。

 こちらは装着感と見た目がとても素晴らしく、音も1BAらしいスッキリ爽快なサウンドにまとめられていました。2SEなんかでも感じられる「qdcっぽい独特の高域の硬さ」みたいなものがこのneptuneにもあるんですけど、それが嫌な感じに聞こえないのは上手いですね。

 価格も3万円ちょいくらい?とのことなので、カスタムっぽいイヤホンが欲しい方にも良いと思います。某営業の方が「急いで注文出した」と仰っていたので、発売はもう間もなくでしょう。期待です。

iFi Audio nano iDSD BL

nano iDSD Black label
nano iDSD Black label

 続いてはiFiの新製品nano iDSD Black Label。こちらはmicro iDSDの時と違って、無印とBLでは大きく製品の仕様が異なっています。

 ハード的な部分では背面入力がUSB Type BからAに変更となり、OTGのUSBケーブルを直接接続できるようになりました。また前面にあったRCA出力は廃止され、通常と高感度用の2種類のフォンアウト(両方とも3.5mm4極バランス)が配置されています。RCA出力の替わりには3.5mmのラインアウトも装備。

 まさにポータブルオーディオ用途に最適なアンプとして生まれ変わった印象ですね。さっそく自前のiSilencer3.0を噛ましつつ、iPhoneを繋いで聴いてみました。これがかなり素晴らしい。

 パワフルでありながら透明感と華やかさをもっており、一聴した限りではmojoに近い音のような印象を受けました。このサイズでiPhoneと繋いでこれだけの音が出せるのは魅力的ですね。バランスは試せていないので、まだ底力を持っていると思うと27,000円という価格はかなりお買い得に感じました。

 OTGデジタル入力オンリーのモデルなのでアナログで使えないのが惜しいところですが、対応した製品を持っている方はぜひ試してほしい1台です。iEmatchが内蔵されているので、Andromedaなどの高感度イヤホンをお使いの方にもオススメ!XDP-30RにUSB出力が来たら買っちゃうな…。

JVC HA-FD01

SOLIDEGE 01

 ポタ研での参考出展からずっと気になっていたJVCの新作イヤホン HA-FD01がついに正式発表!まさかSOLIDEGEブランドでCLASS-Sのモデルが出るとは…。

 ブランドに驚きでしたが仕様にはさらにビックリ。振動板の中心はCampfire AudioのVEGAでも採用実績のあるDLC(ダイヤモンド・ライク・カーボン)コーティングが採用されており、とてもクリアで高解像なサウンドに仕上がっていました。またノズル部分は360度回転が可能。微妙な角度調整ができるだけでなく、耳かけでも使えます。

 HA-FD01が面白いのは振動板全体がDLCコーティングというわけではなく、振動板外周部は柔軟性をもったカーボンコーティングになっている部分。これによって硬くキンキンした音ではなく、解像感は高いながらも適度にほぐれた心地よい音になっているんですね。

 さらにさらにステンレス・真鍮・チタンという交換可能な3種類のノズルが付属しており、特性を変化させることなく、音色を変化させることができます。仕様・サウンドともに、久しぶりにワクワクしたイヤホンでした。ノズルによる音の違いなどは購入後にレビューしたいと思います!(買うんかい!)

SENNHEISER IE800S

IE800S

 最後は個人的に楽しみにしていたゼンハイザーの新フラグシップイヤホンIE800S。期待半分、不安半分で聴いたんですけど、これも実に良かった…。

 プレス情報で「低音を抑えた日本向けチューニング」という記載を見ましたが、本当にうまいこと調整されていますね。一聴した印象ではIE800にあった高音の物足りなさや低域過多な部分が改善され、とてもバランス良く仕上がったように感じました。

 バランスケーブルとして2.5mmと4.4mmの両方が付属するのもうれしいポイント。専用リケーブルという仕様は一部の方から不満が出るかな?と思う反面、メーカーとしてしっかり「このイヤホンはこのサウンド」と意思表示することにも繋がるので、フラグシップモデルとしてはアリだと思います。

 ハイエンドモデルでも「リケーブルすると化ける!」みたいに言われるパターンよくあるじゃないですか?あれって個人的にどうなんだろうと思う部分も多々あるので…。やっぱりフラグシップならサウンドはしっかり固めてほしいですね。魔改造する人は何したって魔改造しますし。

 試聴ではまず3.5mmを聴いた後に2.5mmバランスで聴かせて頂きました。バランスにすると音の広がりがさらに増し、一気に臨場感が高まります。IE800Sはバランスで聴くべきですね。唯一のネックは価格でしょうか。12万円はちょっと高いなぁ。10万円を切ってきたら一気に欲しくなりそう。っていうか欲しい。

総評

 
 最近はなにかと高いモデルが注目されがちで、現に今回の新製品発表も高いものが多かった…。そういう風潮に抵抗する意味もこめて、今回のレポートでは出来る限り5万円以下くらいの製品をピックアップしてみたつもりです。(IE800Sだけはスマン)

 もちろん高いモデルには高いモデルの良さがあることは重々承知してるんですけど、別にイヤホンで音楽を楽しむのに何十万円ってお金が必要なわけじゃないんですよね。むしろ高いモデルばかりがチヤホヤされて、よい価格で素晴らしい音を実現している製品がスルーされるのは悲しい。

 これからも「妻子持ちサラリーマンにも優しいオーディオサイト」という心意気を忘れることなく頑張っていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします!

 ということで、以上ヘッドフォン祭のレポートでした!またね!

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