レビュー

【レビュー】isai Beat LGV34「Quad DAC」の実力は?

isai beat LGV34

 どうも。今回は初の「スマホレビュー」をやってみたいと思います。というのも、最近のスマホは高音質を謳うものが少しずつ増えてきており、ハイレゾ対応の機種も出て来ているんですね。

 「DAPとスマホは分けたい派」と「一緒にしたい派」がいることは理解していますが、私は面倒くさがりなのでどっちかと言うと「一緒にしたい派」だと思います。

 まぁバッテリーの問題などを考えるとスマホ1台で済ませるというのは、あまり現実的ではないのかもしれませんが…。

 今回レビューするのはauから発売された「isai Beat LGV34」というモデル。ESSの「ES9218 SABRE HiFiシステム・オン・チップ」というDACチップを搭載しており、aptX HDに対応するなど音質に力をいれたスマホになっています。

 最終的なサウンドはあのB&O PLAYが監修しているとのことで、とても期待が持てます。では早速みていきましょう!

isai Beat レビュー

 まずはスマホとしての基本的な使い勝手ですが、全体的にとても良好です。各種ミュージックアプリの起動・読み込みも素早く、引っ掛かりはありません。

 特にApple MusicアプリはDP-X1とスムーズさが全然違いますね。画面の切り替わりなど、挙動には大きな差がありました。DP-X1もこれくらい速かったらなぁ…。

 プリインストールされているミュージックアプリもシンプルながら使い勝手は悪くなく、FLACやALACなどのファイルもそのまま扱うことができます。

ハイレゾFLACもそのまま再生可能。

ハイレゾFLACもそのまま再生可能。


 ハード面で意外に便利と感じたのが「セカンドスクリーン」の存在。画面オフの状態では時計や通知が表示されるようになっており、画面オンの時にはアプリのショートカットとして使うことができます。

isai beat LGV34

画面上部あるセカンドスクリーン


 左右にスワイプすればWi-FiやBTの設定なども呼び出せ、ちょっとした時間の節約になりました。これはなかなかGOOD。

isai beat LGV34

スワイプでメニューを呼び出せる

 

クリアで解像感の高いサウンド

 ESSのQuad DACの使用はサウンドメニューでオンオフを切り替えることができます。(恐らく消費電力が高くなるのでしょう。)

Quad DACはオンオフ可能

Quad DACはオンオフ可能

 

 オンにすればサウンドが全てこのDACを通したものになります。LGの説明によるとESSのDACチップを使うことでノイズを最大50%カットし、384kHz/32bitのPCMおよびDSD512をサポート、ハイインピーダンスのヘッドホン出力にも対応可能となるようです。

一般的なインピーダンスのイヤホンを接続した時

一般的なインピーダンスのイヤホンを接続した時

 

HD25を接続したところハイインピーダンスとして認識されました。 判別は自動で選択することはできません。

HD25を接続したところハイインピーダンスとして認識されました。
判別は自動で選択することはできません。

 

 さて、気になる音の方ですがiPhoneと比較すると、低音を抑えたすっきりクリアな印象を受けました。中高域にみずみずしさと透明感があり、ハイレゾの持つ精細さを表現するに足る解像感を持っています。

 「スマホの音」からイメージするノイジーな感じは全くないですね。プリインストールのアプリで聴く限りは、味付けの少ないサラッとした音で品の良い感じがしました。聴きやすく、クセの少ないサウンドだと思います。

 反面、オーディオ的な音の立体感や低域の躍動感にはやや乏しく、やはりその辺りは専用機のDAPに譲るところがあります。この点はアンプなどと接続して補うのが良いかもしれません。

USB出力にはバッチリ対応

isai beat LGV34

 どうせなら…ということで、USB type-CのOTGケーブルを買ってSU-AX01に接続してみました。isai BeatはOTGによるUSBオーディオ出力に対応しているようで、設定すればSU-AX01で全てのアプリから音を出すことができます。

MIDIデバイスを選択するとサウンドが再生されました。

MIDIデバイスを選択するとサウンドが再生されました。

 

 ちなみにDP-X1は純正アプリからしかUSB出力ができません。他のアプリも使いたいんですけどね…。何かやり方あるんでしょうか?もしも知っている方いたら教えてください。

 試しにiPhoneとDP-X1とisai Beatのデジタル出力をSU-AX01で聴き比べてみたんですが、音の雰囲気は違って聞こえますね。アプリが違うせいでしょうか?(DP-X1とisai Beatは同じケーブルで試聴)

 DP-X1だけが異色というか、1番低域が太く聞こえました。iPhoneとisai Beatは似た感じですが、isai Beatの方がややクリアに聞こえますね。SU-AX01に繋いだ結果はisai Beatが1番好みでした。デジタル出力でも結構音って違うんですねー。勉強になりました。

総評

 私はずっとiPhoneユーザーだったので、ちゃんとしたAndroidスマホを使ったのはこれが初めてだったんですが、知らない間にかなり進化していたんですね。

 動作もスムーズで思っていたよりずっと使いやすかったです。iPhoneと比べると同じような役割のアプリが複数入っているなど、やや野暮ったく感じる面はありますが自分好みにカスタマイズできるのがAndroidの良さなのでしょう。

 isai Beatはスマホとして考えると音のレベルはとても高く、移動中のちょっとしたリスニングならこれで充分では?と思えます。

 今回は試せませんでしたが、aptX HDにも対応しているとのことで、無線アンプのXHA-9000と組み合わせればハイレゾ相当のサウンドも、無線かつバランス接続で楽しむことができます。(携帯会社2社をまたぐ夢の組み合わせになってしまいますが)

 私がisai Beatを使うなら、外出時にはXHA-9000と組み合わせ、室内ではJVCのSU-AX01といった感じにしますかね。かなり良い感じに運用できそうです。この組み合わせはDAPの持ち運びが面倒になってきている方にもオススメかも。

 これからはどんどん高音質スマホが増えていきそうですね。スマホメインで音楽を聴いている人は、isai Beat要チェックですよ〜!

isai Beat(イサイ ビート) LGV34 | スマートフォン(Android スマホ) | au

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