【レビュー】ケンウッド KH-KZ3000の音質は?

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どうも!すぎやまです。
今回はケンウッドの「KH-KZ3000」をレビューしたいと思います。
約2週間、聴きこんだ感想です。
 
結論から言えば、こちらのヘッドホン「低音好き」は買って損のないモデルです。
公式サイトでは「ソリッドなデザインと上質で重厚なサウンドが、刺さる逸品」と題されていますが、まさにその通り!
重厚なサウンドが好きな方はきっと気に入ると思います。
 
機種のスペック詳細などは公式サイトをご確認下さい。

ではさっそくレビューへ!

ケンウッド KH-KZ3000レビュー

質感や装着感は?

これが実に素晴らしい。ヘッドホンとしての質感や装着感は、この価格帯ではトップクラスと言って良いと思います。OPPOのPM-3と比較しても全く劣るところがありません。
ちょっと写真で見てみましょう。

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外箱はこんな感じ。

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箱の中には箱が!

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箱を開けるでご対面!なんという高級感!

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非常に丁寧に作らています。

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ハウジング内部も細かいパーツがぎっしり。

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ケーブルは太くしなやかな作り。手前の4極がヘッドホン側です。
バランス(グランド分離)に対応している証ですね。

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非常にスタイリッシュなデザインになっています。

質感に加え、装着感も非常に快適です。長時間の使用でも問題ありませんでした。
OPPOのPM-3と比較しても側圧は弱めです。圧迫感もあまりなく、しっかりとフィットします。重さもそれほど気になりません。イヤーパッドがとても気持ち良いです。

肝心の音質は?

冒頭でも少し書きましたが、一聴して感じるのは、主張ある「低域」です。キックやバスドラムの空気感が正確に聴こえますし、弦楽器ではかなり深い部分の音まで振動として伝えてくれます。
このヘッドホンの面白いところは「低域が主張しながらも邪魔に感じない」ところだと思いました。恐らく「Quad Duct Engine」という構造が上手く作用しているからなのではないかと推測します。

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(画像は公式HPより引用)

公式HPでは「Quad Duct Engine」について以下のように解説されています。

「4つのダクトが異なる周波数の低域を受け持ち、 歯切れの良い、豊かな低音を実現します。」

なるほど、4つのダクトの効果によって、量感がありながら他の帯域を邪魔しない歯切れの良い音になっているようです。これはすごい。
この効果によって開放型ヘッドホンではないのに、オーケストラなども気持ちよく聴けたりしました。低音がかぶらずに高音が伸びるのが良いですね。

音場に関しては狭苦しさを感じなかったので、やや広いと表現して良さそうです。上下だけではなく、左右方向の表現にもしっかり奥行きがあります。音の定位も特に違和感は感じませんでした。
ボーカルは近からず遠からずという感じですね。低音が得意な機種なのでハスキーな声の表現が上手です。

解像感はバリバリに高いという感じではないです。全体的にウォームなリスニング向きの音作りになっていると思います。エッジが立った音ではないので、痛い音はほとんどありません。
かなり刺さる女性ボーカル音源を使って聴きましたが「サ行」も全く刺さりませんでした。ということで、KH-KZ3000は、「どっしりリスニング系ヘッドホン」が好みの方にオススメしたいと感じました。

大手レビューとしてはアスキーさんのものが共感できたので、こちらも比較で読んでみて下さい。

総評 

「KH-KZ3000」はケンウッド6年半ぶりのヘッドホンということですが、トレンドに遅れることのない、魅力あるサウンドに仕上がっていると思いました。
低音過剰な音源でない限りは、特に音楽ジャンルも選ばない音作りになっているため、幅広く使うことができそうです。
個人的には低音の響きが魅力のピアノ音源なんかが、ピッタリとマッチしていると感じます。多量の音数が飛び交う複雑な曲よりも、シンプルに低域の倍音を活かした生楽器の曲を楽しんで欲しいですね。
 
今回は、ケーブルがないためバランス接続を試すことができませんでしたが、そういう意味ではまだ秘めたる力を持ったヘッドホンなのだと思います。ケーブルの発売にも期待したいです。
このヘッドホン、惜しむらくは簡単に試聴できる環境がないことと、販路がオンラインショップ限定ということでしょうか。
この価格帯の密閉ポータブルヘッドホンは、そこまで数が多くないので、ぜひ店頭にも並んでほしいなと思いました。
 
もしかしたら、その役目は「JVC SIGNA 01」が担うことになるんでしょうかね?
「KH-KZ3000」、機会があれば、ぜひ一度聞いてほしい機種でした。
おすすめです!