【レビュー】Master&Dynamic ME05 BRASS の音質は?

ME05

 季節の変わり目のせいか、このところ頭痛がひどくて大変。昨日はほぼ1日寝ていて、今日は朝から病院に行ってきました。そして病院の後はイヤホンを聴きに秋葉原に直行。このガッツ、誰か褒めてくれないかしら…。

 聴いてきたのは最近になって評判がうなぎ登りのMaster&Dynamic新作。「ME05 BRASS」というイヤホンです。名前の通り真鍮(Brass)をハウジングに使ったダイナミックイヤホンですね。ではさっそく聴いてきた感想を。

ME05 BRASS レビュー

質感と装着感

 真鍮製のハウジングはしっとりとした重みがあり、そこはかとない高級感を漂わせています。金ピカなので中国の人から人気でそうですね。装着してみると意外と重さは気にならず、フィット感は良好でした。ケーブルはフラットタイプで絡みづらいのも◎。遮音性は一般的なカナルイヤホン程度で、高いというほどではありません。タッチノイズについては試聴なので分かりませんでした。

ふくよかな中低域と余韻が印象的

 ME05は「ウォームで包まれるような低域と再現性の高い中域」が魅力のイヤホンですね。低域の量感は最近のイヤホンでもトップレベルではないでしょうか。そういった意味ではJVCのFX750に似た面を持っています。ME05は真鍮製ハウジングのおかげか高音の響きや余韻が美しく、FX750よりも低音の制動に優れ、こってりとしたサウンドをしています。

 音の響きの良さから音場は広く感じます。中低域の音の広がりが良いので、とてもリッチなサウンドに感じますね。ただ低域の主張は強いので、曲によってはぼわつきが気になることもありました。高域の主張も決して弱いわけではなく、結構尖った音を出してくれます。

 音の余韻が強いイヤホンなので、キレキレで聴きたい「NUMBER GIRL」や「凛として時雨」みたいなロックよりは、ポップス向けのイヤホンだと思います。もう少し響きがタイトな音ならロックもいけたかもしれません。

 ボーカルの表現は上手い方だと思います。全体的にややハイ気味な印象ですが、サ行は刺さるギリギリを攻めてる感じが良いです。距離はそれほど近くなく、FX750と比較すると少し離れて聴こえました。個人的にボーカルはFX750の方が好みですね。

ME05の真髄はアメリカ音楽

 邦楽ロックにはいまいちな印象だったME05ですが、そういえばMaster&Dynamicはアメリカの会社でしたね。というわけでさっそくアメリカの音楽を聞いてみたところこれがピッタリ。ヒップホップやEDM、アメリカのメタルなんかを迫力満点で楽しめました。

 やはりアメリカのイヤホンはアメリカの音楽向けにチューニングされているということなんでしょうか。そう思うと金ピカのデザインはアメリカのヒップホップアーティストも好みそうですね。

総評

 Master&Dynamic ME05はオシャレなデザインと豪快な低音を楽しめるイヤホンでした。良い意味でアメリカ的な分かりやすさを持っており、王道ポップスを楽しく聴けるイヤホンだと思います。

 個人的にはこれだけ低域の押し出しが強いイヤホンが、高い評価を得ているのはちょっと驚きでした。意外とみんな低域好きなんですね。(私も大好きです。)これも最近の音楽の流行に合わせた変化なのかもしれません。音楽もドンシャリ化が進んでるのかな?

 ME05を気に入ったのであれば、JVCのFX750とJAPAEARのJE-HYPER-Zはぜひチェックして欲しいですね。同じような価格帯と音作りながら、それぞれに個性があって楽しめると思います!ME05、低音好きにはぜひ聴いてほしいイヤホンでした!

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