レビュー

【レビュー】HIFIMAN MegaMini 歌モノ好きのための1台

HIFIMAN MegaMini

 いよいよ2016年も終わりの月になってしまいました。昨年末に息子が生まれたこともあって、今年はまさに激動の年、忘れられない年になりました。もう少し細かい振り返りはまた別の記事でやりましょうかね。

 さて今回は12月5日に発売を迎えるHIFIMANの小型DAP「MegaMini」をレビューします。実はこの製品、日本発売前にHIFIMANのファンミーティングでうっかりゲットしておりました。

 日本で買えない製品を自慢するのもどうかと思ってレビューは控えていたんですが、この度ついに日本でも発売されるということで、喜び勇んでレビューを書いている次第です。

 さてこのMegaMiniというDAP、先に発売されたSuperMiniという機種にとても似ています。なので今回はSuperMiniとの違いも混ぜながらレビューしていきますので、先にSuperMiniのレビューを読んで頂くと分かりやすいかもしれません。

【実機レビュー】HIFIMAN SuperMini 小さいは正義!

 ということで早速レビューしていきましょうかね!

HIFIMAN MegaMini レビュー

HIFIMAN MegaMini

右側面に電源ボタン

HIFIMAN MegaMini

左にはボリューム(32ステップ)

HIFIMAN MegaMini

底面には3.5mmジャックとカートスロット、充電用のUSB端子があります。
なおカードを挿入する向きはSuperMiniとは逆です。(カードの端子面が下)

HIFIMAN MegaMini

操作ボタンは前面に集約されています。

 

 まずは基本的な使い勝手の部分から。起動時間はSuperMiniから変わらず、とても早いです。電源ボタンを押してからだいたい12〜13秒くらいで操作できるようになりますね。電源オフは5秒とかかりません。

 私の愛機DP-X1は起動に50秒くらいかかるので、このスピードはとても使いやすく感じます。さっと出してさっと聴くのにピッタリな機種です。バッテリー持ちも良く、優に10時間は使えました。2〜3日に1回の充電でOKという感じですね。

 物理ボタンはSuperMiniから若干変更になっており、本体横にあった「戻るボタン」が前面に来ました。使う頻度がとても高いボタンなので、操作はしやすくなったように感じます。

 UI周りはSuperMiniとほぼ一緒。フォルダを選択して曲を選ぶ感じですね。一応曲情報も読み込んでくれるのでアーティスト名や曲名からも選択できるのですが、まだ一部の日本語で文字化けがあるのでフォルダ管理がおすすめです。

 UIでもう1つ大きな変更点がカラー液晶になっていること。SuperMiniは白黒液晶なのに、弟分のMegaMiniがカラーとは…複雑な兄弟関係ですね。これによってジャケ写も表示ができるようになりました。ただFLACファイルのジャケ写は表示されなかったりと。まだ不安定なところがあるようです。

HIFIMAN MegaMini

カラー液晶に!

 

ポイントは中域の美しさ

 音質の方を見ていきましょう。音はSuperMiniとは印象がかなり違います。SuperMiniはワイドレンジで分離感が高く、それでいて暖かみのあるサウンドが特徴の機種でした。対してMegaMiniは全体に柔らかく優しい印象で、特に中域の良さが際立つ音をしています。

 HIFIMANサウンドの全てを握るFang社長はファンミーティングにおいて「SuperMiniはHM901S(HIFIMANのハイエンドDAP)に近いサウンドを目指した」と語っていて、MegaMiniについては「スウィートなミッド(中域)を目指した」と教えてくれました。

 Fang社長の言う通りMegaMiniのボーカルは甘み含んだ愛らしさを感じます。SuperMiniほどワイドレンジなサウンドではないので、聴きやすく歌に集中できる音作りになっています。なるほど、これはごく一部の局所的な需要に応えてくれそうなDAPですね。(先ほどの写真に写っているジャケットは気にしないでください)

 最後に出力のパワーについて。この点はバランス接続を備えたSuperMiniの方がさすがに上ですが、MegaMiniでもポータブルヘッドホンくらいならば鳴らせるパワーはありました。それから3.5mm4極バランスのRE600でも普通に音が出ますね。これは地味にうれしいポイント!

HIFIMAN MegaMini

小さいって素晴らしい

 

総評

 MegaMiniは小さいボディと価格、ボーカル曲にぴったりのサウンドが楽しい機種です。SuperMiniよりも良いのはカラー液晶と操作性ですね。難点はSuperMiniと同様にギャップレス未対応(曲頭1〜2秒程度フェードイン)な点と、高感度イヤホンではホワイトノイズが多めなところでしょうか。

 一般的に室内でじっくり聞く時のホワイトノイズはかなり気になるものですが、実際にMegaMiniをANDROMEDAで屋外使用した限りでは、それほど気になるものではありませんでした。それよりもギャップレス対応の方が待ち遠しいですね。(一応、ファームウェア開発はされているようです。)

 ボーカル曲(特に女性もの)を中心に聴く方には、ぜひ一度聴いてほしいと思います。SuperMiniよりも安価なので、手軽に持ち出せるサブ機としてもオススメしやすくなりました。MegaMiniとSuperMiniはサウンドの性格が異なる2モデルなので、どっちも聴き比べしてみるのがベストだと思います。この小ささと手軽さは本当におすすめですよ〜!

【新製品】HIFIMAN MegaMini【15時間の長期駆動】 | イヤホン・ヘッドホン専門店e☆イヤホン

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