【レビュー】ゼンハイザー Momentum M2の音質は?

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ども!すぎやまです。
今回は、EISAアワードを受賞した新型ヘッドホン「Momentum M2」を試聴してきたのでレビューしたいと思います。

Momentumはデザインがとても人気のある機種で、人気セレクトショップ「 nano・universe」で販売されていたこともありました。

男性・女性をを選ばないデザインは、プレゼントとしても人気がありそうなモデルですね。

新型Momentum、何が変わった?

今回発売されたのは「第2世代 Momentum」ということで、オンイヤーとアラウンドイヤー、両機種の改良が行われました。
評価の高いデザインは変わらずに、音質や素材の見直しが行われたようです。さらに、ポータブル性を高めるために折りたたみが可能になりました。

Momentum M2レビュー

質感・装着感は?

両機種ともに質感は旧モデルを引き継いでいますが、細かい部分で変更が行われています。まずケーブル出しが左右逆になっていますね。新型はHD25などと同じ右側からコードが出る設計になっていました。(旧モデルと区別しやすくするため?)
さらに細かいところですが、アイボリーカラーはヘッドバンドの色がちょっと渋い色に変更になっています。
アラウンドイヤーモデルは、イヤーパッドの縫製が変更になっていて、見た目がスッキリした印象になっていました。

旧モデル
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新モデル
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装着感は、アラウンドイヤーモデルは快適ですが、オンイヤーモデルには難があるように思います。この点は旧モデルから変わっていないですね。
オンイヤーは耳の収まりどころが悪く、位置調整を何度もしたくなるような感覚に襲われました。その点、アラウンドイヤーは耳がすっぽりと入るので、その心配がありません。とても快適です。
 
ただアラウンドイヤーも、耳が小さめな私がピッタリだったので、耳の大きな人には若干心配になるサイズかもしれません。
それから、標準のケーブルが細くてクセの付きそうなものだったのは、ちょっと残念なポイントですね。
 

音質は進化したか?

まず、旧モデルの音質なのですが「見た目は素敵だけど、音の角が丸くて、深みのない平板な音」というのが印象です。良く言えば柔かな音、悪く言えばモヤっとした音と言えるかもしれません。
特にオンイヤーはデザイン的にも気に入っていて、いざ聴いてみたら少々ガッカリしたという思い出があります。(アラウンドイヤーはオンイヤーよりはマシだなという印象)
 
その印象からすると、今回は率直に「おお!良くなってるじゃん!」と思うことができました。
特に音の響きや余韻が改善されているようで、深みを感じる音になっています。
全体的な音の傾向は変わりませんね。高音はエッジの取れた丸い音で、低音はやや量感を持ったウォームな鳴り方です。
高解像なモニター音とは違い、リスニングに特化した「聴きやすい音」になっていると感じました。
 

オンイヤーは微妙。アラウンドはアリか?

音質が改善されているとはいえ、新モデルは価格も上がっています。
アラウンドイヤーで1.5倍、オンイヤーは2倍近い価格差。
率直に言えば、オンイヤーの新モデルは、今の価格なら「買いではない」という感想です。確かに音質についてはかなり良くなっていると思いますが、この価格なら別の選択肢がありそうです。(個人的にはPHONON 4000の方が好み)
 
一方で、アラウンドイヤーに関しては「買うのもアリ」というレベルにあると思います。深みのある良い音でした。
とはいえ「買うべき」ではなく「買うのもアリ」としたのは、同価格帯のポータブル機「B&W P7」という名機の存在です。
アラウンドイヤーでは、P7の音場感や解像感に勝てそうもありません。音質の違いとしては、アラウンドイヤーは音が近く低音が強めに出るので、キックの効いたEDMや洋楽なら、P7よりも楽しめるかもしれないですね。
 
4万円前後の価格帯のヘッドホンを探している方は、聴き比べてみるのも楽しいかと思います!デザインに関しては、唯一無二、素敵なヘッドホンだと思いますよ!