対応プレーヤーやサービスが続々!MQAって何?という話

2015年はハイレゾ対応製品が続々と発売され、衰退の一途を辿るオーディオ界に小さな希望の光が差し込みました。
とはいえハイレゾはまだまだ普及してるとは言い難く、24bitや96kHzというのも一般の人に理解してもらうのは難しそうです。

いまだハイレゾに不信感を持つ人も多く、否定的な論説も数多く存在します。

ハイレゾ環境の恩恵を最も受けられるのはむしろ「音楽の作り手」の方ではないでしょうか。特に24bit音源はダイナミックレンジに明らかな恩恵があるので、ハイレゾ市場が大きくなることで、同時に録音(マスタリング)環境が改善されることを期待したいです。

さてそんなわけで今年もオーディオ業界は”ハイレゾ商法”を推し進めていくと思うのですが、ここにきてハイレゾと並んで存在感を増してきたワードがあります。
それが「MQA」です。
今日はポンポンっとMQA関連のニュースが2件出てきました。

今さらですがMQAって何かご存知ですか?先日紹介したDP-X1も実はMQAに対応予定だったりしています。
Astell&Kernには「MQSストリーミング」なんてのもあったりしてややこしいですよね。

MQAはメリディアンという会社が提唱する高音質オーディオフォーマットのことで、Master Quality Authenticatedの略称だそうです。(Authenticatedは”証明する”という意味)

巨大なファイルサイズになりがちなハイレゾ音源を「音質の劣化無く1Mbps程度まで圧縮」できるのがMQAのメリット。これによってハイレゾ音源でもストリーミング配信が可能になるようです。

MQAについては技術イメージのような解説は存在しているのですが、具体的に「どう圧縮しているのか」については詳細がよく分かりません。調べてみて分かったのは、mp3が「可聴域外の音」をカットしているのに対して、MQAは「音の無い部分」を含まないように保存するようです。

一緒やんけ!と思ったのですが、よくよく調べるとMQAは音の「ハイレゾに当たる部分」を付加データとして圧縮保存しているようです。再生時にその付加データを展開し付加することでロスレスを実現しているんですね。うーん、興味深い…。

MQAがmp3やAACにとって代わるフォーマットになることは難しそうですが、私たちが好物とするDAPなんかには積極的に使われるようになるかもしれません。
スマホの進化も「カメラの高画質化」ばかりでかなり限界を感じてきているので、高画質の次は高音質がくることを期待したいですね!(iPhoneからイヤホンジャックが無くなる疑惑が出てきていますが…)

ともかく2016年はMQAの動向に注目したいと思います!
まずは比較して聴いてみたいですね〜。(音展ではちょっと聴きましたが知らない曲をスピーカーで聴いただけだったので違いが分かりませんでした)