取材レポート

【レポート】ポタ研 2017 冬の感想まとめ&おすすめイヤホン

XELENTO REMOTE

 どもども。昨日はポタ研 2017 冬に行ってきました!新製品の発表が少ないので、客足はいまいちかな?と思ってたんですが、予想よりも結構お客さんいましたね。

 私は11時のbeyerdynamic新製品発表会に合わせて会場入りしました。その模様はちらっとTwitterにアップしたので、そちらをご覧ください〜!

 ではさっそく、今回のポタ研で聴いて気になったものを紹介したいと思います!

beyerdynamic XELENTO REMOTE

XELENTO REMOTE

 まぁ何と言っても今回の目玉はこれですよね。12時から試聴できたんですけど、GRANBEATと同じくらい長い列ができてまして、ほとんど途切れることなく続いている印象でした。

 私も20分くらい並んでいざ試聴。形はT8iEにそっくりですが、筐体は輝きを増しています。気品と高級感があります。一部から「ダースベイダー」と呼ばれる特殊な形のイヤピは、7種類のサイズが同梱されるそうで、より多くの人にマッチするようになっています。(今のところ単品販売の予定は無いそうですが、パーツ取り寄せはできるようにしたいとか。)

 REMOTEという型番をみると「え?リモコン付きケーブルなの?やめてくれー!」と思う方もいるでしょうか。しかし、ご心配なく。リモコン無しのケーブルも付属されています。今回の試聴はリモコン無しのケーブルで行いました。

 で、聴いた感想。イヤピは自由に選択できたのでMサイズを使用しました。装着感はとても良いですね。耳奥まで押し込まなくてもフィットするので圧迫感が無く、長時間でも快適に使えそうな気がします。

 ケーブルは柔らかくクセのつきにくいものになっていました。ケーブルの品質にも非常に拘っているそうなので、買う予定の方はまず標準ケーブルを楽しむのが良いかもしれません。

 肝心の音質はこれが本当にエクセレント。「初代T1を思わせる高域に寄った繊細なサウンドチューニングかな?」と予想して聴いたんですが、結果は大外れでした。聴こえてきたのは全域に渡って躍動感あふれるサウンド。サラブレッドの馬体ように均整の取れた、力強く、しなやかな鳴り方をします。

 耳奥まで押し込んでいないのが幸いしてか音場感がとても広く、ヘッドホンで聴いているような感覚を覚えました。音の立ち上がりは非常に速く、弦楽器をかき鳴らす音は本当にそこで演奏されているようなリアリティーを持っています。

 5分程度の試聴ですので参考程度ですが、DT1770やDT1990といった最近のベイヤーサウンドを、もう少しリスニングライクに寄せたようなイヤホンという印象を受けました。まさにbeyerdynamicの音ですね。

 「AKT8iE mk2と同じような音だったらどうしよう」という心配は杞憂でした。ほとんど別物に近いくらいだと思います。これは発売されたらぜひ読者諸兄にも聴いてほしい音してます!エクセレント!

 ということで、だいぶ熱く語ってしまいました。XELENTOについてはこれくらいして、次に行きましょう!

Cayin N3

Cayin N3

 お次はCayinのエントリーDAP N3です。DACチップにAK4490ENを使っていながら、価格は2万円前後と非常にお買い得感のある1台。

 DSD 11.2MHzまでのネイティブ再生(PCMは最大192kHz/24bit)に対応しており、出力は3.5mmフォンアウトの他、ラインアウト、同軸デジタル、USBオーディオ出力(typeC)も可能だそうです。aptX対応のBluetoothも搭載しているので、2万円のモデルとしては充分すぎる機能だと感じました。

 操作感が特徴的で、中央には決定キーの物理ボタンがあり、その周辺には静電タッチパネル式のキーが配置されています。そのタッチパネル式のキーを押してみると、なんと本体が「ブルッ」と震えるではありませんか!なんかよく分からないけど凄い!「こやつ、只者じゃない」という雰囲気を感じてしまいました。

 サウンドはエントリーモデルとはいえ、きちんとCayin風味の暖かみを感じるものになっており、またちょっとじっくり使ってみたいなという気持ちになりました。早ければ来月にはリリースされるようなので楽しみ!

NUARL ポタアン(参考出品)

NUARL

真空管サウンドを目指した小型ポタアン

NUARL

LR信号を内部的に分離し、セパレーションを高めたポタアン

 NUARL(ヌアール)は「ナチュラル&ニュートラル」「日常のなかに自然に馴染むプロダクトであること」をコンセプトに、昨年11月に立ち上げられたブランド。こちらのブースでは参考出品のアンプなどを聞かせてもらいました。

 いくつか聴かせて頂いて気に入ったのが、写真の2つのアンプ。真空管のような暖かみを目指した小さなアンプと、LR信号を分断し、左右のチャンネルセパレーションを高めたアンプです。

 どちらもアンプを通す面白さを感じられ、デザインの可愛らしさも気に入りました。どちらもまだまだ開発段階のようで、いつリリースになるか分かりませんが楽しみに待ちたいと思います。

 ちなみに発売中のNUARLイヤホンも聴かせてもらったところ、NE110という機種が5,000円以下という価格ながら、なかなか楽しく聴かせてくれました。最近は安価ながら良い製品が増えてますね!ぜひチェックしてみてください!

NUARL NE110

JVC イヤホン(参考出品)

JVC

JVC

 JVCもまた色々とマニアックなものを出品していました。(SU-AX01のUSBポートに刺せるアレとか、DAPのmicroUSBポートに刺せるアレとか。本当にクラウドファンディングで出してくれるのかしら?お願いしますよ!)

 中でも紹介したいのは参考出品で出されていたイヤホン。JVCと言えばWOODイヤホンですが、今回のコイツはWOODじゃない!じゃあなんですか?と尋ねると「まだ何も教えられません」とのこと。くそぅ、気になるー!

 聴いてみるとこれが凄い。間違いなくダイナミックドライバーを使ったイヤホンだと思うのですが、今までのJVCサウンドのイメージとはちょっと違う、高解像・高レスポンス・引き締まった低域を持っていました。これは人気出そう…。というか欲しい…。

 まだまだ試作段階ということで、発売はまだ先のようです。一体何を使っていて、どういう仕上がりになるのか、楽しみなイヤホンでした!

TSH corporation

Wooeasy Light T2

Wooeasy Light T2

TONEKING TY2

TONEKING TY2

 参考出品の話が続いたので、最後は今すぐ買える良いものを紹介して終わりたいと思います。それがTSH corporationブースで聴かせてもらったイヤホン2種類。

 TSH corporationは日本でEARNiNEやLZ(老忠)などのブランドを扱う代理店さんです。ブースにはLZ-A4やLZ-A3Sを聴きに来ている方が多かったですね。

 LZは知ってる方も多いでしょうから、もうちょっとマイナーな機種を紹介します。まずはWooeasy Light T2というイヤホンから。

 こちらは5mmダイナミックドライバーのイヤホンで、耳にすっぽり隠れるくらいの小さなモデルです。「寝ながら使うのに良いよ!」とおすすめされて聴いたのですが、これがサイズからは想像できないような厚みのある音がしました。ボーカルは明瞭で低域もかなりしっかり出ます。

 価格も5,000円以下とお買い得で、一緒に試聴した友人は「これ買う!」と即決していました。小さめのイヤホンや寝ホンを探している方には超おすすめです!

 もう1つのオススメはオープンエアー(イントラコンカ)型のTONEKING TY2というイヤホン(今はTKY2との表記もあります)。こちらは10mmと12mmの2DD構成となっていて、非常にクリアで暖かみのある音を聴かせてくれました。

 オープンエアー特有の音場の広さと充実したミッドレンジが魅力で、特にボーカルは艶と臨場感がたっぷり。見た目の美しさもとても気に入りました。

 ハウジングはやや大きめということもあり、耳の形次第ではうまく装着できない人もいるかもしれませんが、約1万円という価格とサウンドのバランスはお見事。これも買って損は無い1台ですね。

 ということでポタ研 2017 冬のレポートでした。

 楽しんで頂けましたでしょうか?個人的にはXELENTO REMOTEが久々ツボにハマったイヤホンでした。せっかくリモコンが付いてるようなので、GRANBEATと組み合わせて使ってみたいですね!(一体いくらになるんだ…?)では、次は春のヘッドホン祭のレポートをご期待ください〜!またね!

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