取材レポート

【イベントレポ】ポタ研 2016 冬 試聴レポートまとめ

くみたてLab

どうも!ポタ研 2016 冬に行ってきましたー。
天候が心配されていましたが、午前中は晴天で暑いくらいでしたね。
今回は大きな新製品発表はありませんでしたが、いろいろと気になる「参考出品」があったのでそれらを中心に試聴した感想を紹介したいと思います。

beyerdynamic T5p 2nd Generation

 beyerdynamicのT5pもケーブル交換が可能になるなど、時代を捉えた新しいモデルになりました。それにしても最近「2nd Generation」って多くないですか?やっぱり単に2だとインパクトに欠けるからでしょうか。そういえば昔、YELLOW GENERATIONっていたけど今どうしてるんだろう…。
 T5p 2ndはテスラらしいタイトな低域と主張がありながらも余韻の少ない高域が印象的でした。ポタアンでも充分に鳴るのでポータブルでも使いやすそうですね。側圧は弱めで圧迫感がないので装着感は良好でした。バランス化したら凄そうなので、使い込んでみたいヘッドホンですね。

SATOLEX DH298-A1

 Made in japanを掲げる日本メーカーSATOLEXからはハイレゾ対応の低価格イヤホンが登場。DH298-A1は約4000円とリーズナブルな価格ながら、質の良い低域が魅力のイヤホンでした。低価格機種は定番とされているモデルが多いので、そこに食い込んでいってほしいですね。発売が楽しみです。

Acoustic Research AR-M20

 AR-M2が人気のAcoustic Researchからは新作AR-M20が。恐らくAR-M2の下のラインに入る機種となるんじゃないでしょうか。本体はスッキリと薄く軽量化され、ボリュームがダイヤルからボタンになっているのが印象的でした。本体の質感は高く操作も快適だったのですが、標準ではGoogle Playに対応していないのと、出力がフォンアウトのみでアンプと重ねて使えないのが少し残念。音の方はAR-M2の深みのある音からすると少しアッサリな印象だったので、すっきりした音が好みの方には良いかもしれません。

DITA Brass Edition

 高級ダイナミックイヤホンとして人気のDITA。新作はゴージャスな真鍮製イヤホン Brass Editionです。通常のDITAと比べるとズシリと重く、一層高級感が増したような印象を受けます。ドライバーについての詳細は不明とのことで、現行のDITAと同じものなのかは分かりませんでした。サウンドはDITAらしさを継承しつつ、高域の響きがリッチになったように感じます。ちょっと欲しいなぁと思いましたが、たぶん高いだろうなぁ…。

JVC バランス対応ポタアン

 JVCファンの皆さま、お待たせしました。あのポタアンの名機 SU-AX7が大幅にパワーアップして帰ってきます!今回は参考出品という形でしたが、ほぼ設計的には完成しているようで、残るは音決めといった感じでした。SU-AX7は非対応だったDSDにも対応し、アナログINやiOS、Android、オプティカルといったデジタルINもしっかり搭載。何より驚きなのは3.5mmを2つ使用してバランス接続に対応している点です。
 試聴ブースではCLASS-Sシリーズのヘッドホンに使えるバランスケーブルの他、FX1100などのイヤホンで使えるMMCXケーブルも用意されており、JVCユーザーは期待せざるを得ない状況となっていました。
 アンプはAとBの2種類が用意され聴き比べることができたのですが、どちらも甲乙つけがたい素晴らしい音質。中身は全く同じパーツで非公開のチューニングによって音に変化をつけているそうなのですが、同じ中身だとは信じられませんでしたね。とにかく発表と発売が楽しみな製品です。JVCユーザーは楽しみに待ちましょう!

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茶楽音人(さらうんど) こどんぐり

 茶楽音人さんからはDonguriよりもひと回り小さい「こどんぐり」の試作品2種類が参考出品。嫌味のないキレイな音を出すイヤホンで、Donguriのように耳から出っ張らないので女性受けも良いかもしれないとのこと。Donguriの良さをもっと多くの方に知ってもらうために、Donguriよりひと回り?小さい価格になるということで楽しみな機種です。

エレキット 超小型 DACモジュール

 こちらは新製品ではないですが気になった製品。エレキットさんの「フリスクケースに収まる超小型 DACモジュール」です。こちらはUSB mini-BでPCと繋いでバスパワーで駆動するDACなんだとか。ユニークなのはフリスクケースは付属しないことで、自分でケースを加工して作る面白みが残されていることにとても興味が沸きました。値段も3,000円以下と手頃なので、これはぜひ買って試してみたいと思います!

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くみたてLab アカラ&サンカ Ⅱ

 ポタ研のネタ不足を心配したくみたてLabさんが持ち込んでくれたアカラ(写真上)とサンカの亜種モデル。ほんまくみたてさんは粋なお人やわ。素材感がグミのようで可愛らしく、耳に当たる感じもサラサラとしていて良かったです。チューニングはまだまだこれからということなので音質に関するコメントは控えますが、発売が楽しみなのは間違いありません。

ネタは無くとも盛り上がれることを証明したポタ研

 今回のポタ研、正直なところ行く前は「新製品もあまり無さそうだし、盛り上がりに欠けるかな?」なんて思っていましたが、全くの杞憂でしたね。新製品は無くとも大規模なオフ会のような雰囲気は楽しげで、みな存分に自分の趣味について語っている様子が印象的でした。ポータブルオーディオはまだまだ熱気冷めやらぬといったところでしょうか。とはいえグループが固定化され、内輪ネタが多く見られるようになってくると新規の人が入ってくるのが難しくなってしまうので、そのあたりは注意が必要なのかなとも感じました。
 2016年も熱いポータブルオーディオ。今から春のヘッドフォン祭が楽しみです。以上、ポタ研 2016 冬のイベントレポートでした。

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